三島駅近くのビストロ「allez」の、テラス席の奥に構えられた醸造所です。ソムリエと醸造家を含む女性たちが中心となり、2023年から料理とのペアリングを追求したビールと果実のスパークリングを造っています。
ビール
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このブルワリーについて
ビストロの奥にある醸造所
JR三島駅の南口から歩いて3分ほど。古民家と板金工場だった2軒の建物をリノベーションした、フレンチベースのビストロ「allez」があります。
その店のテラス席の奥に構えられているのが、fete 三島醸造所です。食事をしながら醸造設備を眺められる造りになっています。
運営するのは沼津に本拠を置く飲食の会社です。そのルーツは1972年に沼津市内で創業したレストランバーにさかのぼります。店を受け継いだ際、静岡県東部の食材を生かした料理を沼津・三島・東京で提供してきました。その新たな挑戦として立ち上げられたのがこの醸造所です。
「お祝い」という名前
feteとは、フランス語で「お祝い」や「祝祭」を意味する言葉です。
フランスやヨーロッパでは、地元の料理と地酒が同じ食卓に並び、それが文化として根付いています。私たちも地元の食や風土を誇りに思い、それを守り、育てていきたい。そんな考えが名前に込められています。
おいしくて楽しい食卓は、記念日だけでなく日常のひとときにもfeteとなり得るもの。そうしたfeteを重ねることで、食の文化や誇りが生まれていく。そう語られています。
料理に合わせるために
この醸造所の出発点は、料理とのペアリングの追求でした。
ソムリエを務める立川妙紀さんは、料理とお酒のペアリングを追求した結果、レストランの奥に醸造所を作ってしまったと語ります。醸造を担当するのは、都内のクラフトビール工場での修業経験を持つ醸造家です。ソムリエと醸造家を含む女性たちが中心となって手がけています。
苦味やアルコール度数などが突出しすぎず、料理とのペアリングが楽しめるビールに仕上げる。それがこの醸造所の方針です。沼津市西浦産のレモネードを使ったIPA、オレンジの香りとスパイシーな苦みのアンバーラガー、水出しアイスコーヒーのような香ばしさのスタウトなどが並びます。
地元の食材と、環境と
ビールだけでなく、地元のフルーツを使ったスパークリングも造られています。酒類等製造免許は発泡酒と甘味果実酒の両方を取得しています。
環境への配慮も徹底されています。醸造で出るモルト粕や果実の皮は堆肥にし、その堆肥を使った野菜が料理にも使われます。規格外の果実も積極的に使われています。
瓶のラベル貼りは地域の就労支援施設に依頼されており、店内は段差のないスロープで車椅子でも入れるようになっています。料理には化学調味料を使わず、できるだけ地元のものを使うという方針も掲げられています。営業時間は変わることがあるため、訪問前に公式サイト・SNSでご確認ください。
ブルワリー情報
- 所在地
- 〒411-0036
静岡県三島市一番町10-8 allez内 - 電話番号
- 醸造開始
- 2023年
設備・サービス
- タップルーム併設
- あり併設のビストロallezで提供
