沼津のブルワリーRepubrewが、2023年2月に三島へ開いた第二工場です。「地球ビール」をコンセプトに掲げ、屋根の太陽光発電で電力の約6割をまかない、搾りカスは近隣の農家へ肥料として提供しています。
ビール
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このブルワリーについて
太陽光でビールを造る工場
静岡県三島市長伏。かつて土木・建設業の会社が工場として使用していた建物を改修して生まれたのが、Natural Roots Studioです。
沼津市で2017年に開業したブルワリー「Repubrew」の第二工場として、2023年2月にオープンしました。
最大の特徴は、自然環境とエコサイクルに対する徹底した配慮です。醸造所の屋根には大型の太陽光発電システムが備え付けられ、ここから得られる自家電力が醸造に使われています。工場で使う電力のおよそ6割をまかなう規模です。
「地球ビール」というコンセプト
新工場の計画は「地球ビールプロジェクト」と名づけられました。
きっかけは、人気に対して製造量が追いつかなくなったことでした。代表が2020年頃から新たな醸造拠点を探し始め、この物件にたどり着きます。2021年11月から改修工事が始まり、並行して設備導入の資金を募るクラウドファンディングも行われました。
自然のチカラでビール造りを進めるという発想が計画に盛り込まれ、屋根にはソーラーパネルが据え付けられます。醸造時の麦汁冷却の際に水との熱交換でできるお湯もすべて回収し、給湯に関わる電力を削減しています。
搾りカスは、近隣の農家へ
エコサイクルへの意識は原材料にも及びます。
ビールを醸造する際にはビールの搾りカスが生じます。これらは通常のブルワリーでは廃棄物として排出されるのが当然ですが、ここでは近隣の農家に良質な肥料として提供されています。地域ぐるみでの環境保持への貢献も果たす形です。
仕込み水に使われるのは、工場の直下から汲み上げる富士・箱根水系の豊かな地下水です。
定番をじっくり造る
母体であるRepubrewは、年間60種類を超える多様なビールをリリースしてきました。それに対してこの第二工場では、逆に定番となるビールをじっくり造っていくという方針が取られています。
40バレルの発酵タンクが6基。それぞれの銘柄ごとの製造サイクルを経て、各種のビールが醸造されています。
セッションウィートIPA、ヘイジーIPA、ダブルドライホップドIPA、ジャパニーズウエストコーストIPAといった定番が並びます。ビールは沼津や三島の直営店で味わえるほか、公式のオンラインストアでも購入できます。取り扱い状況は変わることがあるため、購入前に公式サイト・SNSでご確認ください。
ブルワリー情報
- 所在地
- 〒411-0824
静岡県三島市長伏149-1 - 電話番号
- 醸造開始
- 2023年2月
