徳島県美波町日和佐の国登録有形文化財「谷屋」の敷地内で、地域おこし協力隊出身の熊谷亜未さんが2025年に開いた醸造所。日和佐の地下海水や阿波晩茶など県南ならではの素材を使ったビールを、ひとりで造っています。
ビール
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このブルワリーについて
文化財の屋敷で醸すビール
日和佐ビールは、徳島県南部の海の町・美波町日和佐にある小さなクラフトビール醸造所です。醸造所は、1870年頃に建てられた旧廻船問屋「谷屋(たんにゃ)」の敷地内にある納屋を活用しています。谷屋は国の登録有形文化財で、古い漁村の町並みが残る日和佐浦地区にあります。
醸造から販売、ラベルのデザインまでをひとりで手がけ、顔の見えるビール造りを続けています。ビールをきっかけに町を知って訪れたくなる人が生まれ、また誰かと乾杯する、そんな小さな「廻り」をつくることを目指しています。
旅先で出会った町へ
代表の熊谷亜未さんは宮城県の出身です。首都圏で会社員として自動車部品の開発に携わっていた2015年、旅行で訪れた日和佐の星空や海の景色に心を奪われました。
美波町が谷屋で地ビール醸造所を担う人材を募集していることを知って応募し、2022年4月に地域おこし協力隊員として着任しました。岡山で醸造や販売の研修を受け、2024年11月に醸造に必要な免許を取得し、2025年1月に本格的にオープンしました。
海と大地の素材を生かす
日和佐ビールの特徴は、地域ならではの素材を副原料に使うことです。「Ocean Saison」は日和佐町漁協がくみ上げる地下海水を使ったセゾンで、ほのかな塩味と磯の香りを感じるすっきりとした味わいです。乳酸菌で発酵させる徳島の後発酵茶・阿波晩茶を使った「AWABANCHA Ale」もあります。
季節によって、柚子や谷屋の庭で採れた梅を使った限定銘柄も登場します。ラベルのロゴは、谷屋2階の欄間に施された波の意匠をビールの泡に見立ててデザインされています。
日和佐を訪ねて味わう
醸造所では、営業日にビールを楽しめます。おつまみの用意はほとんどないため、持ち込みが歓迎されています。週末は町内外のイベントに出店することも多く、月に1〜2回、土曜日に醸造所を見学できる日もあります。
ビールは道の駅日和佐の物産館など町内の店舗や、公式オンラインショップでも購入できます。営業日は月ごとに変わるため、訪問前に公式サイトやInstagramで最新情報をご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 製造元
- 日和佐ビール合同会社
- 所在地
- 〒779-2304
徳島県海部郡美波町日和佐浦184番地3
設備・サービス
- フード持込
- ありおつまみの持ち込み歓迎
- テイクアウト
- あり瓶ビールの販売あり
