童謡「夕焼け小焼け」ゆかりの地、善光寺を見下ろす長野市往生地で2025年に開業した農園一体型のブルワリー。120年続くりんご農家の5代目が、自社で有機栽培するホップや果物を使い、土地の個性を映すビールを造っています。
ビール
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このブルワリーについて
善光寺を見下ろす往生地のブルワリー
NAGANO BREWERY(ナガノブルワリー)は、長野県長野市往生地にあるクラフトビール醸造所です。善光寺の西側に広がる往生地は、童謡「夕焼け小焼け」のモデルになった地といわれ、国宝・善光寺を眼下に望む南東向きの斜面にあります。
2025年4月に醸造所を開業し、4月29日には併設のタップルームもオープンしました。運営するのは、6次産業化の商品開発やスマート農業に取り組む株式会社ラポーザです。
りんご農家の5代目が描く未来
代表の荒井克人さんは往生地の出身で、地元で120年続くりんご農家の5代目です。現在は、りんごのほかホップやワイン用のブドウ、シャインマスカットなど、さまざまな作物を減農薬・有機栽培で育てています。
往生地は日当たりと水はけに恵まれた土地ですが、小さな畑が点在し、高齢化や後継者不足で廃業する農家も増えています。荒井さんは、自社がハブとなって地域を元気にしたいという思いから、農産物を生かしたビール造りを始めました。
畑の情景が浮かぶテロワールビール
大切にしているのは、ワインの世界で使われる「テロワール」の考え方です。昼夜の寒暖差が大きく、空気と水の清らかな往生地で育てたホップを主原料に、国産の麦芽を合わせ、自社栽培の果物を副原料に加えています。畑の情景が浮かぶようなビールを造り、この地に新たな文化を根付かせることを目指しています。
仕込みで出た麦芽かすや剪定で出た枝のチップを堆肥にして畑に戻す、循環型農業にも取り組んでいます。フクロウが舞う農園と共存するブルワリーとして、生物多様性も大切にしています。
醸造所併設のタップルーム
醸造所は木造平屋の建物に4基のタンクを備え、仕込みから樽詰め・瓶詰めまですべてを自社で行っています。年間3万6千リットルを醸造できる規模です。開業からこれまでに十数種類のビールを造ってきました。
併設のタップルームでは樽生ビールを味わえるほか、テラス席でビアガーデン気分を楽しむこともできます。
営業日や提供中の銘柄は変わることがあるため、訪問前に公式サイト・SNSでご確認ください。
ブルワリー情報
- 製造元
- 株式会社ラポーザ
- 所在地
- 〒380-0867
長野県長野市大字長野往生地1341-3 - 醸造開始
- 2025年
設備・サービス
- タップルーム併設
- あり醸造所併設。テラス席あり
