青森県八戸市南郷の里山にある醸造所。機械修理会社の会長だった山形琢一氏がドイツのヴァイツェンに魅せられ2020年創業し、祖父の百貨店の屋号「カネク」を継承。青森県産米や地元酵母を生かした個性派クラフトビール「八戸麦酒」を醸しています。
ビール
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このブルワリーについて
そばとジャズの里、南郷に生まれた小さな醸造所
八戸市の中心部から車で20分ほど、山あいの里山・南郷地区にカネク醸造はあります。そばやブルーベリーの産地として知られ、かつては捕鯨に携わる村民も多かったというこの土地は、世界的なジャズアーティストが集う音楽祭の開催地でもあります。旧南郷地区給食センターの跡地を醸造所に改装し、大手メーカーにはつくれない個性を追求するビールを、地域に根ざしながら送り出しています。
機械修理会社の会長が惚れ込んだドイツの一杯
創業のきっかけは、2011年に出張先のドイツで飲んだ本場のヴァイツェンでした。感銘を受けた山形琢一氏は帰国後、地元でその味を探しましたが取り扱う店がなく、県外のブルワリーから取り寄せる日々を送っていたといいます。長年営んできた機械修理会社「ハード工業」の経営を退いた2020年3月、ものづくりの経験と趣味だった味噌・醤油造りの「醸造」を軸に、地元で愛されるクラフトビールづくりに乗り出しました。社名の「カネク」は、大正から戦中にかけて青森市で祖父が営んでいた百貨店「カネク山形清助商店」の屋号を受け継いだものです。現在は代替わりし、山形虎雄氏がハード工業の社長とカネク醸造の代表取締役を兼務しています。
猫がサックスを奏でるラベルと、地元産にこだわる味わい
2021年8月、ブランド「八戸麦酒」を発売しました。定番として「Hazy IPA」「Golden Lite Ale」「Weizen」の3種を揃えるほか、青森県産米「まっしぐら」や八戸工業高等専門学校のツバキから採取した独自酵母、下北半島・佐井村産の生ホップなど、地元素材を生かした限定醸造を数多く手がけています。地元サッカークラブ「ヴァンラーレ八戸」やアイスホッケーチーム「東北フリーブレイズ」とのコラボビールも展開し、売上の一部を還元しています。ラベルに描かれたサックスを吹く猫は、南郷にある「ネコ屋敷」という地名と南郷ジャズフェスティバルにちなんだもので、モデルは創業者が実際に飼う猫たちです。
購入はオンラインストアで
醸造所は青森県八戸市南郷大字市野沢字屋敷添14-2にあります(TEL:0178-38-5474)。生産量の増加に伴い、現在は醸造所見学を中止しています。ビールは公式のオンラインストア「カネクストア」から購入でき、自宅用・ギフト用としても取り扱われています。見学再開の状況など変動する情報については、訪問前に公式SNSで最新情報をご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 製造元
- 株式会社カネク醸造
- 所在地
- 〒031-0111
青森県八戸市南郷大字市野沢字屋敷添14-2 - 電話番号
- 醸造開始
- 2020年
