乙部町の湧水に惚れ込んだ会社が、ミネラルウォーター事業に続いて2018年6月に稼働させた醸造所です。天然シリカ水を仕込み水に、契約農家が育てる二条大麦や町産のはちみつ、町内に自生するホップを使っています。
ビール
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このブルワリーについて
天然シリカ水で醸す
北海道の南西部、日本海に面した乙部町。主な産業は漁業と農業という、自然に恵まれた町です。
乙部という地名は、アイヌ語で「川尻に沼のあるもの」を意味する言葉に由来するといいます。町を流れる川の水はきれいな水として知られ、ビールの醸造に適した場所といえます。
その町の豊かな自然が生み出す天然シリカ水を仕込み水に使っているのが、乙部追分ブリューイングです。
ミネラルウォーターから始まった
経営母体は、無農薬有機栽培の田七人参を使った健康食品や化粧品を販売する会社です。本社は長野県にあります。
きっかけは、社長が乙部町を訪れて湧水を飲んだことでした。その味のよさに驚き、魅力を伝えようと2015年に子会社を設立。乙部岳を源流とする水域の井戸水をろ過殺菌して充填した天然水の製造を始めます。
そしてそのミネラルウォーターの活用を促進する目的で、クラフトビールの製造事業に着手しました。町有施設の工場跡地を借りて内部を改修し、2018年6月から醸造所が稼働します。500リットルの仕込釜を備え、年間36キロリットルの製造が可能な設備です。
町の大麦、はちみつ、自生するホップ
原材料には、カナダ産やドイツ産の麦芽と、アメリカ産やドイツ産のホップが使われます。
そこに、契約農家が生産する二条大麦、町産のはちみつ、そして町内に自生するホップの一部が加えられます。仕込み水は町のミネラルウォーターを100パーセント使用しています。
個性豊かな旨味とコク、芳醇な香りが評判を呼び、地元はもちろん、口コミやSNSを通じて全国から注目を集めるようになりました。定番はペールエール、IPA、ホワイトの3種類です。
薪窯のナポリピッツァとともに
醸造所には、ビアレストランが併設されています。
薪窯で焼き上げるナポリピッツァをはじめとしたイタリアンと、できたてのクラフトビールを合わせて楽しめる店です。ガラス越しに醸造施設を見ることもできます。出される水は、同じ会社が手がける乙部町の湧水です。
道南の鹿部町に自生する栗を副原料にした一本など、地域の素材を使った商品も生まれています。函館の湯の川にも系列の拠点があり、そちらでも自家製クラフトビールを味わえます。営業時間や提供中の銘柄は変わることがあるため、訪問前に公式サイト・SNSでご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 製造元
- 株式会社アドバンス
- 所在地
- 〒043-0104
北海道爾志郡乙部町字館浦686-2 - 電話番号
- 醸造開始
- 2018年6月
設備・サービス
- タップルーム併設
- あり併設のビアレストランGuild Endeavour
