1997年に宮城県亘理町で創業し、東日本大震災で醸造所を失ったのち、岩手県花巻での仮工場を経て2020年に名取市閖上で再開したブルワリー。フルーツビールやドイツスタイルのビールを造り、工場見学や試飲もできます。
ビール
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このブルワリーについて
閖上で再び醸す
宮城ゆりあげ麦酒醸造所は、宮城県名取市閖上東にあるクラフトビール醸造所です。運営は株式会社宮城マイクロブルワリーです。醸造所のある閖上地区は、名取川の南岸、太平洋に面した場所にあり、東日本大震災で被災した後、産業用地として再開発されました。
宮城マイクロブルワリーは、1997年に宮城県亘理町で創業したマイクロブルワリーです。同年10月には、醸造所とビアレストランを併設した「鳥の海ブルワリー」をオープンし、フルーツビールをはじめとした地ビールを造ってきました。
震災を越えて
2011年の東日本大震災で、亘理町の醸造所は被災しました。ビールを醸造するための設備や原料、大会の受賞メダルまで、建物ごとすべてが津波で流され、ビール事業からの撤退を余儀なくされました。
それでも、客からの「また作ってほしい」「ここのビールが飲みたい」という声に背中を押され、岩手県花巻市の仮工場でビール造りを再開します。2013年には「夢花まき麦酒醸造所」をオープンしました。そして、もう一度宮城の地でビールを造りたいという強い思いから、震災から9年後の2020年2月、名取市閖上で「宮城ゆりあげ麦酒醸造所」の運営を始めました。創業の地の亘理町から北へ17キロほどの、同じく漁港に近い海岸線の町です。
ドイツとチェコの技術で
原材料には、主にドイツ産とイギリス産の麦芽と、ドイツやアメリカ、チェコ、イギリス産のホップを使い、本場のドイツとチェコで学んだ技術を生かしてビールを造っています。南ドイツスタイルの少し濁りのある「ヴァイツェン」は、バナナやパイナップルを思わせる香りとほのかな酸味が広がる爽やかなビールです。創業当時から手がけるフルーツビールのほか、「奥州街道 仙台六十二万石ビール」などのビールもあります。
工場見学と直売所
醸造所では、醸造したフルーツビールをはじめ、各種クラフトビールを購入できます。平日には無料で工場見学と試飲もでき、クイズコーナーもあります(団体は要予約)。醸造所には飲食店はなく、買ったビールは持ち帰って楽しむスタイルです。
ビールは公式オンラインショップでも購入できます。営業時間や取扱いは変わることがあるため、訪問前に公式サイトでご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 製造元
- 株式会社宮城マイクロブルワリー
- 所在地
- 〒981-1204
宮城県名取市閖上東2丁目12-2 - 電話番号
- 醸造開始
- 1997年
設備・サービス
- タップルーム併設
- なし醸造所に飲食店なし。直売・工場見学あり
- テイクアウト
- あり醸造所で直売
