東日本大震災の集団移転地、東松島市野蒜ケ丘で2025年に醸造を始めた東松島市初のクラフトビール醸造所。津波で被災した畑で育つ「希望の大麦」を使い、ギリシャ神話の12神をコンセプトにしたビールを造っています。
ビール
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このブルワリーについて
東松島市初のクラフトビール
大地と海のカンパネラBrewing(カンパネラブルーイング)は、宮城県東松島市野蒜ケ丘にあるクラフトビール醸造所です。東日本大震災の集団移転地である野蒜ケ丘の「野蒜ケ丘サスティナブルコモンズ」の中に、醸造所「奥松島醸造所」を構えています。
2024年12月に発泡酒の製造免許を取得し、2025年1月24日に仕込み式を行って醸造を始めました。東松島市で初めてのクラフトビールです。2月には、施設内の「ビアベースカンパネラ」でテスト提供を始め、3月下旬から市内の酒店や道の駅でも販売を始めました。
希望の大麦プロジェクトから
代表の大谷直也さんは神奈川県の出身です。飲料メーカーの社員だった2019年から2年間、復興庁の事業で東松島みらいとし機構に出向し、津波で被災した畑で大麦を育てる「希望の大麦プロジェクト」に携わりました。2021年、ビールの製造販売の事業化を目指して東松島市の地域おこし協力隊員になり、移住して起業しています。
震災前の東北ではほとんど栽培されていなかった二条大麦は、地域の農業法人などの協力で、今では東松島市で約20ヘクタールにわたって栽培されるまでになりました。「希望の大麦」という名前は、東松島市の復興に尽力した大学の先生が名付け親で、その先生への感謝の言葉がビールのラベルにも刻まれています。
12の神々のビール
ビールには、津波で被災した後に除塩して営農を再開した畑で育てる「希望の大麦」を使っています。副原料にも、市内産の農作物や魚介を使います。市内の行政区などから名前を取り、古代ギリシャのオリンポス12神をそれぞれのコンセプトにした12種類のビールを順次発売していく計画です。
旗艦商品の「東松島ドルトムンダー デメテル」は、希望の大麦の麦芽を100%使ったラガーで、東松島の雄大な大地で育った力強いモルトの味わいを楽しめます。市内の農業法人の米を副原料にした「矢本ペールエール アテナ」、市内産の小麦を使った「野蒜ヴァイス ヘラ」もそろいます。行政区の名前を付けたビールは、販路を市内に限っています。
ビールをきっかけに東松島へ
大谷さんは「大麦の味をダイレクトに味わえるビールを造り、地域の1次産業を活発化したい」と話します。ビールをきっかけに東松島市を訪れてもらい、体験してもらえる場所にしたいと考えています。
販売場所や銘柄は変わることがあるため、最新情報は公式サイト・SNSでご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 製造元
- 大地と海のカンパネラBrewing株式会社
- 所在地
- 〒981-0416
宮城県東松島市野蒜ケ丘三丁目20番地2 野蒜ケ丘サスティナブルコモンズ - 醸造開始
- 2025年1月
設備・サービス
- タップルーム併設
- あり施設内の「ビアベースカンパネラ」
