世界で初めて麦芽を使わず、米麹を主原料にしたグルテンフリーのビールを2019年に造り始めた和歌山市のナノブルワリー。南海和歌山市駅から歩いて数分の醸造所で、代表の木下伸之さんがライスモルトのビールとコンブチャを醸しています。
ビール
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このブルワリーについて
麦芽を使わない米麹のビール
ORYZAE BREWING(オリゼー ブルーイング)は、和歌山県和歌山市舟大工町にあるナノブルワリーです。南海和歌山市駅から歩いて数分の、商店やオフィスビルが並ぶ一角にある小さな醸造所で、2019年に誕生しました。
通常のビールは麦芽とホップ、酵母を使いますが、ここでは麦芽を一切使わず、米麹を主原料にした「コメのビール」を造っています。米麹を使ったビールの製造は日本で初めてとされ、国産のグルテンフリービールとして紹介されています。税法上は発泡酒で、麦芽使用率は0%です。
発酵に挑む醸造家
代表でブルワーの木下伸之さんは、和歌山県の出身です。「しょう油やかつおぶしなどの発酵文化が生まれたと言われる歴史ある場所で、自分しかできない新しい醸造にチャレンジしたい」と、2014年に帰郷しました。最初に手がけたのは、アスリート向けの米麹のスポーツ飲料と、酢酸菌・乳酸菌・酵母が入ったコンブチャでした。
その経験を生かし、構想に約7年をかけて、米麹のビールを完成させたといいます。
独自素材「オリゼーモルト」
新しく開発した「ORYZAE MALT(オリゼーモルト)」は、発芽させた籾米に麹菌をつけ、焙燥・焙煎した醸造用の穀物原料です。高い酵素活性を保ちながら、ビールに使うモルトに近い機能と香りを備えています。米麹には、和歌山県産のヒノヒカリを使います。
「Oryzae Malt Pale Ale」と「Parallels IPA」、米麹と米、日本酒の9号酵母で醸した「JAPANESE WHITE」などがあり、ペールエールは国際ビアカップ2019で銅賞を受賞したと紹介されています。有機茶葉ときび砂糖だけで発酵させる「KOMBUCHA」も人気です。
販売所と試飲
運営の名前には「ferment works」とも掲げていて、ビールのほかにコンブチャや甘酒なども製造・販売しています。醸造所には販売所があり、有料の試飲もできます。カウンターは立ち飲みスタイルです。営業日は主に週末で、製造日やイベント出店によって変わるため、訪問前にInstagramで最新情報をご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 所在地
- 〒640-8213
和歌山県和歌山市舟大工町3 きのしたビル 1F - 電話番号
- 醸造開始
- 2019年
設備・サービス
- タップルーム併設
- あり立ち飲みカウンターで有料試飲
