士別駅そばの築100年近い石蔵をリノベーションし、2021年12月に産声を上げた醸造所です。天塩川源流の水と士別産の小麦やハト麦を使い、雅・煌・寵という定番3種を醸造。麦芽の殻は地元の羊の飼料になります。
ビール
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このブルワリーについて
築100年近い石蔵で醸す
北海道北部の中央に位置する士別市は、日本最北の大河である天塩川の源流域を有し、市域のおよそ75パーセントを山林が占める土地です。
JR士別駅のそばには、美瑛軟石を積み上げて建てられたレンガ造りの農業倉庫が点在しています。そのうちの築100年近い石蔵をリノベーションし、クラフトビールの醸造所として蘇らせたのが士別サムライブルワリーです。
産声を上げたのは2021年12月。一般向けの販売が始まったのは翌2022年のことでした。
地域を盛り上げたい11人から
この始まりには、地域を盛り上げようという思いを共有する有志の存在がありました。
市内の建設業の経営者をはじめとする11人が2020年に地域事業会社を設立します。地元の温泉や北海道独立リーグの球団の運営にあたっていたところ、買い手を探していたこの石蔵と運命的に出合いました。
醸造を担うのは、名寄出身の風間健さんです。東京時代に立ち寄ったブリューパブでクラフトビールに衝撃を受け、自転車で日本を一周しながら帰郷した際、開業準備中だった道北の醸造所から誘いを受けて醸造家としてのキャリアを始めました。いまは醸造計画から仕込み、瓶詰めまでをほぼ一人でこなしています。
天塩川の源流水で
仕込み水に使われるのは、市内を流れるミネラル豊富な天塩川源流の水です。
副原料には市内で栽培された小麦やハト麦、近隣で採れる果物が合わせられます。この地でしか造ることのできない、楽しみと感動に満ちたビールを生み出すことが目指されています。
定番は3種類。ホップの香りが際立つトロピカルなIPA、柑橘系の爽やかな香りとすっきりした味わいのゴールデンエール、まろやかで優しい口当たりのウィートエールという構成です。不定期で限定醸造も登場します。
麦芽の殻は、羊の餌に
この醸造所の取り組みで印象的なのが、醸造の過程で出る麦芽の殻の扱いです。
本来は廃棄するものですが、近くにあるサフォーク羊の牧場へ運び、飼料として提供しています。羊のまちとして知られる士別らしい循環です。
ビールは醸造所での直売のほか、オンラインショップでも購入できます。全国に展開するスープカレーの店でも提供されてきました。取り扱い状況は変わることがあるため、購入前に公式サイト・SNSでご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 所在地
- 〒095-0023
北海道士別市西3条10丁目220 - 電話番号
- 営業時間
- 営業時間:8:30~17:00 定休日:土日
- 醸造開始
- 2021年12月
