福岡市西区元岡、明治3年創業の酒蔵・浜地酒造が手がける杉能舎麦酒。1996年に福岡県で第一号のビール製造免許を取得し、日本酒の杜氏がドイツ仕込みの製法で醸す、麦芽のコクを前に出した味わいが持ち味です。
ビール
このブルワリーのビールはまだ記録されていません
最初の 1 杯を記録しませんか?
このブルワリーについて
明治から続く博多の酒蔵が醸すビール
福岡市西区元岡。糸島へ向かう道すがら、白壁の酒蔵が姿をあらわします。明治3年(1870年)創業の浜地酒造、その代表銘柄が「杉能舎(すぎのや)」です。
日本酒の蔵元でありながら、1996年の夏に福岡県で第一号となるビール製造免許を取得。以来、酒造りの職人たちが「本当に飲みたかったビール」を掲げて醸し続けています。
蔵の名の由来は初代・濱地新九郎の逸話にあります。福岡城で催された薪能に心酔した新九郎は、翌日には酒蔵の裏山から杉の大木を切り出し、自ら舞台をこしらえたと伝わります。本来は檜を使う能舞台を、待ちきれずに杉で組んだのです。その一途さが「杉能舎」という名に残りました。
杜氏がドイツの製法を学び直す
ビール造りにあたって、蔵の杜氏自らがドイツの醸造技術者資格「Brewmaster VLB」を取得しています。日本酒の造り手がドイツの伝統に正面から向き合った、という出発点です。
原料は大麦・ホップ・水を基本に据え、ドイツの「ビール純粋令」の考え方を尊重しています。一方で、日本酒の原料である麹を使った限定ビールを仕込むなど、蔵ならではの挑戦も続けています。
味の狙いはモルトの風味を全面に出すこと。麦芽由来のコクと深みを前に押し出した、飲みごたえのあるテイストが杉能舎らしさです。
杉能舎のビールは2026年に30周年を迎えました。
日本酒もパンも、ひとつの敷地で
杉能舎の敷地は、ビールだけの場所ではありません。日本酒、リキュール、甘酒に加えて、酒蔵ならではの発酵の技を生かしたパンも焼いています。
酒蔵売店に併設された「蔵のパン酵房」と、ドイツパンの「MASANORI BROT」。ドイツの製法をビールとパンの両方で追いかけているところに、この蔵の性格がよく表れています。
2026年4月には新しい施設がフルオープンし、酒蔵を訪ねる楽しみがさらに広がりました。
酒蔵ガルテンで、蔵の空気ごと味わう
醸造所併設のビアレストラン「酒蔵ガルテン」が、できたてを味わえる場所です。所在地は福岡市西区元岡1442、酒蔵売店と同じ敷地にあります。
営業時間は10:00〜17:00が基本。金曜・土曜は20:00まで(ラストオーダー19:30)、日曜は19:30まで(同19:00)と、週末は夜まで延長されます。定休日は月曜日で、月曜が祝日の場合は火曜が休みです。
酒蔵売店は9:00〜18:00の営業で、定休日はお正月のみ。ビールはもちろん日本酒や甘酒も買い求められます。
営業時間やラインアップは変わることがあるため、訪問前に公式サイトや公式SNSで最新情報をご確認ください。
ブルワリー情報
Online Shop- 製造元
- 浜地酒造株式会社
- 法人番号
- 4290001000487
- 所在地
- 〒819-0385
福岡県福岡市西区元岡1442 - 電話番号
- 営業時間
- 月・火・水・木・金・土・日・祝09:00〜18:00酒蔵売店
- 定休日
- 酒蔵売店:お正月/酒蔵ガルテン:月曜日(月曜が祝日の場合は火曜)
- 醸造開始
- 1996年
タップルーム
〒819-0385 福岡県福岡市西区元岡1442
- 営業時間
- 火・水・木10:00〜17:00金・土10:00〜20:00L.O.19:30日10:00〜19:30L.O.19:00
- 定休日
- 月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
- 電話番号
醸造所併設のビアレストラン。同じ敷地に酒蔵売店(9:00〜18:00、定休はお正月)、蔵のパン酵房、ドイツパンのMASANORI BROTがある。
